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WebExtensions のファースト・インプレッション   

WebExtensions のファースト・インプレッション。以前作った Chrome 用のアドオンを WebExtensions に移植してみたのでその感想。

Q. Chrome の拡張機能をそのまま使えるのか?
A. API レベルでは互換性があるが(ここについては後述)パッケージングを作り直した方が今の所は確実。内部レベル的には高い互換性をもっているので、そのまま持って行っても使えるが、拡張子の変更と manifest に Mozilla 独自の宣言を加える必要がある。逆に言えばその変更を加えるだけで良いとも言えるが、どうも Firefox 側で認識できない宣言があるようで、それを見つけるとエラーを吐くことから当面は manifest を新規で作ってパッケージングしなおすほうが良い。AMO にホスティングする際に、自動的に manifest をコンバートしてくれる事を期待。

Q. API の互換性は高いのか?
A. 答えは Yes だが、No でもある。現時点では Chrome 側が用意している API セットを、Firefox 側で使用できるわけではない。ただ使用できる範囲に関して言えばほぼ不満なく使える。ただしタブの複数選択など Firefox 側では、そもそもサポートしていない機能があるので、今後気になるところ。
ちなみに公式サンプル https://github.com/mdn/webextensions-examples は、Chrome が最初に出したサンプルと同じものです。

結論としては、ほぼ書き直す必要なく移植することは可能だが CSS などが Webkit 前提で作られているのでPrefix だらけで、そこを修正する必要があったり、Chrome でしか動かない機能をどうするのかと言った事を考える必要はある。あと今となっては決してモダンな枠組みではないので Firefox やブラウザ市場にポジティブな影響を与えるものではないのが残念な所。言うなれば喫茶店で熱くも冷たくない水を出された感じやね。
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by norah_models | 2015-08-24 23:45

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